蒸し大豆の力-知っているようで、意外と知らない大豆のこと。どう食べるかによっても、大きな違いがあります。

蒸しと水煮の違い

栄養素が調理過程で失われにくい

水煮大豆も大豆を丸ごと食べられますが、お湯で長時間煮ているので、
たんぱく質やイソフラボンなど様々な栄養素が水の中に溶け出してしまいます。
「蒸す」ということは水蒸気で食材を加熱する調理方法なので、水の中で加熱していません。
その分、溶け出しやすい栄養素や機能性成分が多く残っています。
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おいしさにも差が!

栄養素や機能性成分はその素材の味を構成している要素といっても過言ではありません。
うまみ成分も蒸し大豆には多く残っているので、素材の味が生きていて、そのまま食べてもおいしいです。

大豆を使った商品はたくさんありますが、それぞれに一長一短があります。
各々の特徴を知り、大豆を賢く食べましょう!

蒸し大豆
蒸し大豆
水煮大豆
水煮大豆
豆乳
豆乳
豆腐
豆腐
納豆
納豆
たんぱく質 15.5g 11.4g 3.7g 5.4g 15.9g
ビタミンB1 0.15mg 0.09mg 0.05mg 0.10mg 0.08mg
ビタミンB2 0.10mg 0.05mg 0.02mg 0.04mg 0.23mg
ビタミンE 0.8mg 1.3mg 0.6mg 0.2mg 1.2mg
ビタミンK 11μg 8μg 5μg 6μg 759μg
カルシウム 75.0mg 110mg 53.8mg 25.7mg 84.9mg
マグネシウム 110mg 62mg 20.2mg 81.8mg 94.0mg
2.80mg 2.09mg 0.41mg 1.06mg 2.55mg
カリウム 810mg 274mg 156mg 200mg 699mg
食物繊維 8.8g 6.7g 0.1g 0.4g 7.1g
大豆オリゴ糖 1.42g 0.79g 0.42g 0.50g
レチシン 572mg 575mg 141mg 235mg 864mg
ギャバ 23mg 3mg 3mg 2mg
葉酸 96μg 44μg 26μg 11μg 160μg
イソフラボン※ 120mg 62mg 12mg 25mg 51mg

※イソフラボンはアグリコン当量。(日本食品分析センター調べ)

黒豆も蒸しと水煮では違います

黒豆についても同様で、黒豆の黒い皮には、大豆にない機能性成分の「ポリフェノール」が含まれており、
近年の研究では、黒豆のポリフェノールのひとつのアントシアニンという成分が注目されるようになりました。
もちろん、この成分の量も水煮豆と蒸し豆では大きく異なります

体にいい大豆を毎日食べよう

私たちが健康的にいきいきと生活をするためには、食べ物から摂る栄養がとても大切。
近年、肉ばかりに偏って脂質を摂り過ぎたり、極端な食事制限で栄養が十分に摂れていなかったり・・・、
そうしたバランスの偏った食事をする人が増えてきています。
厚生労働省の国民健康栄養調査によると、脂肪からエネルギーを摂取する割合が増え(グラフ1)、
米や豆から摂取するエネルギーが減り、動物性たんぱく質からエネルギー摂取する割合が増えている(グラフ2)ことがわかっています。

エネルギー摂取量にしめる脂肪エネルギー比率を表示したグラフ

食品群別摂取エネルギー比率を表示したグラフ

そんな中、日本人が古くから食べてきた「大豆」の良さが見直されてきています。
大豆は肉や卵などに負けない良質なたんぱく質が多いだけでなく、様々な栄養素がバランスよく含まれ、食物繊維も豊富。
「健康的なバランスの良い食事」を考える時、とても優秀なお助け食材になります。
一方で年齢とともに高くなりやすいコレステロールは一切含んでいないため、とってもヘルシー。
大豆は、まさに「天然のマルチサプリ」といっても過言ではないほどの栄養パワーを持っています。

大豆には、たくさんの栄養素が含まれています!

大豆の栄養成分

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